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 極低粘度溶液の粘弾性測定に。


振動チューブフロー型 粘弾性測定装置
バイラスティック V-E


VEシステムは極低粘性溶液の粘度および粘弾性を高感度、高精度に測定できる装置です。 VEシステムは低粘度溶液を測定するために水を標準サンプルとして検定し使用します。

右に示すのは、NIST標準の水の粘度データとVEシステムで得られた水の粘度データです。 これは、水の温度変化による粘度の変化を高精度で測定できることを示しています。


VEシステムで測定した水の粘度データと
NIST標準の水の粘度データ

応用分野
インクジェットインク ヘアスプレー コロイド溶液
コーティング液 乳液 高分子溶液
塗料 ヨーグルト 電気粘性流体
飲料 ジェル オイル
シャンプー マイクロエマルション スラリー
医薬品
主な仕様
粘度域 0.0005〜50 Pa.s
せん断速度(シアーレート) 0.01〜10,000 sec-1
せん断応力(シアーストレス) 0.0001〜100 Pa
周波数 0.01〜100Hz
歪量(シアーストレイン) 0.001〜100
温度域 1〜95℃
サンプル量 3mL
サイズ(W×L×H) 165×343×190 mm
電源 100V 5A 50/60Hz

測定原理
高感度・高精度のデータを得られるVEシステムは、テキサス大学のG.B.Thurston教授によって開発された「振動チューブフロー法」に基づき測定を行っています。これはサンプルを振動されることによって生じる圧力変化および体積流動を測定し、サンプルの粘度・粘弾性を測定することができます。

振動チューブフロー法の利点

低粘度の測定が可能・低粘弾性の測定が可能
径の決まったチューブを使用するため再現性が良い
チューブ内でサンプルを流動させるのでサンプルの揮発の影響がない
サンプルの沈降現象を最小に抑えられる
圧力と流量の直接測定が可能


The V-E System Power and Versatility
ソフトウェアV-MAXにより測定から解析まで行うことができます。
ソフトウェアV-MAXは複雑な粘弾性挙動の溶液特性をシアーストレス(せん断応力)、シアーストレイン(せん断歪)、シアーレート(せん断速度)、周波数、温度、時間を測定のパラメータとして使用できます。また測定データより32のレオロジーパラメータ、例えば粘度、粘弾性、損失・貯蔵弾性成分などを自動で計算します。もちろん、データはアスキーファイルに変換もできます。

様々な測定モード

シアーレート(せん断速度)、シアーストレイン(せん断歪)測定モード

粘弾性溶液の内部構造を明らかにするために、測定周波数を固定しシアーレート(せん断速度)またはシアーストレイン(せん断歪)を変化させ測定するモードです。VEシステムを使用することで、シアーシニング(シアーをあげると粘度が下がる現象)、降伏値(流動が開始する値)、チクソトロピー(時間依存性)、ダイランシー(流動により構造性が増し粘度が高くなる現象)などの溶液の特性を測定することができます。
周波数測定モード
粘弾性溶液の物性を決める緩和スペクトルなどを知るために、一定のシアーレート(せん断速度)やシアーストレイン(せん断歪)、シアーストレス(せん断応力)で周波数を変化させ測定するモードです。 動的粘弾性特性を測定することができます。
時間依存性測定モード
時間により変化する粘弾性を測定することで、主にせん断あとの構造回復・構造生長などや長時間での転移(ゲル化など)や安定性、チクソトロピー性などを評価することが出来ます。
温度依存性測定モード
温度を変化させることにより変化するレオロジー物性を評価できます。

オプション システム
V-Eシステムはレオロジーの基本要素を測定できるだけでなく、オプションを利用することで伸張粘度測定、 マイクロキャピラリー及びポーラス状物質内の流れ、電気粘弾性流体の測定なども行うことができます。
伸張システム マイクロキャピラリー・ポーラスシステム

アメリカ バイラスティック社は、オリフィス穴を通しチューブ内の流れを収束させることにより伸張粘度及び伸張弾性を評価する測定方法を世界で最初に紹介した会社です。 動的な流動で流れが集まり、噴出すような現象では伸張粘弾性が流体の挙動を支配します。 工業プロセスにおいて、スプレー、コーティング、ポンピングなどは伸張粘弾性が問題となる現象です。 流動が制限されるフィルターやポーラスな材質の中のような流動は複雑で実際の場面には多く見られる現象ですが、従来の材料全体を対象としたレオロジー測定ではこのような微小領域の流動を評価することはできませんでした。 VEシステムでは、この複雑な流動を評価できるマイクロキャピラリー・ポーラスシステムがあります。
ERシステム バイオレオメータ V-3
電圧をかけると粘度が変化する電気粘性流体の測定が行えます。ERシステムを利用し流体に電圧をかけ、粘度・粘弾性の測定が行え動的な状況での構造変化、増粘や劣化の評価が可能です。 バイオ分野の溶液粘性・粘弾性を広域のシアーレイト、シアーストレス、シアー変形、周波数、時間、温度をパラメーターとして分析できます。 >>詳しくはこちら



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