前のページへ戻る
 HOME > 気象・環境・新エネルギー計測機器 > 気象機器 > 赤外放射・熱流
 ●赤外放射/熱流
  上の階層へ  
戻る 更新 進む

経済的な省エネ対策に
ヒートセンサー(熱流計) MF-シリーズ ラインナップ
ご使用例
測定例

 

経済的な省エネ対策に熱流測定を

気象機器,熱流計など各種測定器を製造してきた英弘精機が,このほど高精度,高感度の新型熱 流計「MFシリーズ」を開発,発売を開始しました。


  熱流計とは熱の流れ(熱流量)を計測するセンサーで、ボイラや燃焼室の放熱伝熱の測定など工場現場のみならず、最近は建物の壁や土中に埋設したりして地面・大気間の熱の出入りを調査。 また,ペアガラスの断熱性能や、床暖房の効率測定 など建築関係でも広く使われています。

  省エネ対策のポイントは、省エネ効果の大きい部分(熱ロスの大きい部分)に絞って投資することです。 そのためには省エネ対象設備、装置の部分、部分の温度、放熱量のきめ細かい測定が必要になります。 温度の計測は温度計などにより比較的 簡単に行えますが、放熱量の測定は高価な測定器と熟練を要し、難しいものです。


熟流計「MF-180」小型データロガー
 


  今回の新製品は,熱抵抗基板を貫流する熱流に よって表裏に発生する微小な温度差を,サーモパイルによってmVに変換するもので、構造を工夫 し、小型・薄型化し、誰
でも簡単に測定できる製品です。

  MF-180(感度:0.012mV/(W/u))は、高感度で保湿保冷効果、材料断熱性評価、壁や床の熱貫流測定などに最適です。
  MF-180M(0.011)は、完全防水型で熱流分布の測定、地中における伝達熱量の測定に最適です。
  MF-200(0.006)、MF-190(0.21)は、ボイラ、燃焼室の放熱伝熱、照明や熱源からの放熱、暖房機器の放熱調査などに最適です。

  なお、センサーからの出力(電圧)はmVと非常に小さく、またデータを連続で測定することが多いため、データの収録装置(データロガー)が必要となりますが、弊社は小型1チャンネル・データ ローガー「3671」を同時発売しました。 ほぼ名刺サイズで,設定したサンプリング間隔 で32,000個のデータを取り込んでパソコンに転送します。 電源は単4乾電池。 ボイラなど工場で熱を使用している現場はもちろん、建築関係、建材メーカーなど色々な所で活用できます。 建物の壁面や床面の放熱、 また人体に取り付け、活動と放熱量の推移なども調べることができます。

 
↑TOPへ

 
ヒートセンサー(熱流計)
MF-シリーズ

熱の移動は良く知られているように、伝導、放射、対流の3つのモードにより起こります。ヒートセンサーを表面 に設置した場合はこの3つのモードを合計して測定し、埋設した場合は伝導による熱の移動を直接測定します。ヒートセンサーには、種々のものがありますが、測定目的、使用条件に適したセンサーをご選択下さい。MF-190は大型熱流計で非常に薄く出来ています。よって、大面積の壁などの測定に適しています、最近各地に建築されている省エネ用のモデルハウスの壁全体にタイルを張る如く張り巡らすことにより、壁の各部位の熱流分布や部屋全体からの熱ロスを正確に計測することが出来ます。

 


保湿保冷効果、材料断熱性評価に

保湿保冷効果の診断
● 冷暖房、配管からの熱ロス測定
● 冷蔵・冷凍庫側壁の通過熱量測定
● 保温工事後の操業状態での放熱量の確認 材料断熱性評価
● ASTM C-518などによる断熱材の熱抵抗測定
● CHB、GHBなどにおける 断熱壁よりの熱ロス測定
● LNGタンカー用保冷材の保冷 比較および監視
● 住宅の熱貫流率測定
● 床材などの快適性評価


厚さ:0.9mm

MF-180
測定場所
使用温度
感度定数
mV/W・m-2
内部抵抗
Ω
寸法
(LxWxT)mm
被覆材
用途・特長
屋内
-30〜+120
0.012
約150〜550
42×20×0.9
ポリエステル
汎用、小型、高感度

地中の熱流分布の測定に

 

● 地中における熱量伝達の測定
● 土質、植生有無による土の保湿性評価
● 温室内微気象の解析
● 道路の凍結、凍土試験

厚さ:1.2mm
MF-180M
測定場所
使用温度
感度定数
mV/W・m-2
内部抵抗
Ω
寸法
(LxWxT)mm
被覆材
用途・特長
屋外
、地中埋設
-30〜+120
0.011
約150〜550
50×25×1.2
カーボンFRP
防水、地中埋設、高耐久、 耐荷重

放熱測定に


放熱測定
● ボイラ、燃焼室の放熱・伝熱の研究
● 各種照明装置、熱源からの放熱測定
● 乾燥機、暖房機器などの放熱調査
● 自動車などの車両各部位における放熱・吸熱測定

プラントにおける放熱調査


厚さ:0.7mm

厚さ:0.7mm
 
MF-200
MF-190
型式
測定場所
使用温度
感度定数
mV/W・m-2
内部抵抗
Ω
寸法
(LxWxT)mm
被覆材
用途・特長
MF-200
屋内
-20〜+120
0.006
15〜30
50×50×0.7
ポリエステル
低熱抵抗、超薄型センサーで曲面に張り付けて使用できます。
MF-190
屋内
-20〜+120
0.21
600〜1000
310×310×0.7
ポリエステル
低熱抵抗(薄型)、310×310mmの大面積で、しかも薄型です。
配管全体に巻きつけて使用する事も出来ます。

壁面用・配管用熱流計を貼り付けるための接着剤として、シリコン接着剤・シリコングリスがございます。(別売)
ケーブル長:標準10m

 
↑TOPへ

 

ご使用例


熱流計を使うことで熱の流れが見えてきます。

建物からの放熱量測定に
同じ断熱施工を行っても床と天井からの放熱量は何倍も異なるように、場所、施工方法によっても大きな差があります。

床暖房システムの評価に
床暖房システムを省エネ・効率的に実現するためには、床面の熱伝導や熱ロスの評価が必要です。

省エネに関する研究・エンジニアリングに
効果的な断熱対策を効果のある場所に適用するためには多点を同時に測定する必要があります。

人体からの放熱量測定に
活動中の放熱量をリアルタイムに測定できます。
快適さとは?
さわやかな着心地とは?

例: スポーツウェアの効果の実測。
ウォーキングの始めと終わり、
背中とお腹の違い

 
↑TOPへ

 

測定例



<測定例1>

人体からの放熱量の測定




● 測定方法
当社熱流計MF-180とデータロガー3671を 腹部に装着して連続測定。 MF-180はサイズ20×40、重量1g、データロガー3671は 名刺サイズで重量約180g。
● 考察
・ 就寝中、熱流は安定しているが、ときどき起伏がみられる
・ 就寝、起床時およびトイレ起床時に放熱量が急増する (この測定では5倍以上)
・ 起きている間の放熱量は就寝時の2倍以上
・ 電車内での放熱は自宅内より少ない(暖房の効きすぎ?)
・ 下車時に放熱量が急増している(危険では?)


<測定例2>

地中熱流の測定

外気環境の変動と地中の温度、熱流

● 測定方法
地中深さ10cmに熱流計と温度計を埋め、 外気環境と地中の温度、熱の出入りを測定した。
● 考察
・ くもりの日、地中温度の変化は1℃程度にとどまるが、 熱流は大きく変化する。
・ 晴れて日射量が大きいときは地中温度、熱流ともに 変化が大きい。
・ 熱流は昼間短時間のみ地中に向かい、その他の時間 は大気中への放熱となる。 晴れると吸熱量、放熱量ともに大きくなる。
・ 熱流の変化は温度の変化より、顕著に、かつ早く あらわれる

 



<測定例3>

古いポット、新しいポットの測定

新型ポット 旧型ポット
保温方法 真空断熱材使用 通常断熱材使用
温度制御方法 マイコン連続制御 オンオフ制御
水温 92.5℃で一定 82.3〜 92.8℃で変動
熱流 110W/uで一定 ヒーターON時4倍に上昇
保温電力比較
(熱流積算値より)
60 : 100

外気環境の変動と地中の温度、熱流

● 測定方法
  新型・旧型ポットの側面に熱流計を貼り付けて測定。

● 考察
・ 新型・旧型の違いは、水温の変化幅や保温電力量に 顕著に表れている。

 



<測定例4>

エアコンの測定

壁面からの放熱量の測定

● 測定方法
  エアコンをOFFにした後の壁内外面温度と熱流変化を測定した。

● 考 察
 ・ エアコンをOFFにすると、壁内面の熱流は急速に減少するが、壁外面の熱流変化はゆっくりしている。
   理由は壁に蓄積された熱が徐々に放熱するため。
・ エアコンOFFにより壁内外面の温度差も変化するが、熱流の変化に比べると小さい。

 
↑TOPへ



EKO HOME
気象HOME
英弘精機株式会社
Copyright(C) 2001-2006 EKO Instruments Co.,Ltd.